大王、復活!

ご本人は人一倍サービス精神旺盛な方なので、そんなことなど周りには微塵にも感じさせないけれど、たぶん影ながらとってもとっても努力されたのだろうなぁと思うのです。
そして今回の公演、とても緊張されていたのではないかなーと思うのです。

客席後方から颯爽と現れた我らがおひげ様。
舞台へ向かう途中、通路側に座っていた私とチラリと目があった。
通り過ぎる瞬間、すっと手を差し出してきたので思わず握り返したのだけれど。
そのおててがとても冷たかったのです。

☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

後藤ひろひとさんの5年ぶりの最新作『だーてぃーびー』を観に行きました。
5年のブランクなど感じさせない緻密な作り。
大王が描き出す世界は愉快でちょっぴりシニカルで、でもやっぱりヘンテコで心地がよくて大好きです。
なによりすごく面白い!
今回、私は2回観に行ったのだけれど、どちらの回も観客としてたくさん楽しませてもらいました。


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印象的だったのは楠見薫さん、川下大洋さん、久保田浩さん。
コメンテーターとして3人が横並びになるととてもゴージャス✨
大王の作品を知り尽くしておられるだけあって、素敵な濃いキャラを絶対の安定感で演じる姿はさすがです。
特に楠見さんのお芝居がとてもキュートで、登場されるたび釘付けでした♡
そして主演のメッセンジャー黒田さんは、お芝居とも素ともつかない絶妙さ。
その佇まいがなんだかとてもカッコよかった😳

でもね。
なにより、大王がこんなに楽しそうに観客と向き合って新作を披露してくれたことが嬉しかったなぁ。

終演後、作品を楽しんだたくさんのお客さんが、大王の思いに応えるように、カーテンコールで何度も何度も拍手を送る様子を見て、「後藤ひろひと」の完全復活を確信しました。
そしてその様子に、最後はなんだか泣けてきちゃった💦

長い産休は大王にとって必要な期間だったし、こちらも待たされたなんて思いません。
いつだって大王が「書きたい」「面白い」と思える作品がやっぱり最高です!
だからこの先もいっぱいいっぱい自由にひろいで、面白い作品をどんどん生み出して欲しいです!

大王、おかえりなさい!😊✨

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# by atlassnowsahara | 2016-08-23 19:17 | □ステージ□

Happy New Year 2016

母が「吹き矢」を習い始めました。
頼んでもいないのに、毎日お家の廊下でその腕前を披露されて迷惑です。
吹き矢はお弓神事じゃないんだよ…!
そんな“家にいるのも命がけ”な2016年。
あけましておめでとうございます。

2016年はも少しのんびりとしたペースで進んでいけたら嬉しいなぁ。
気持ちの上ではしなやかに、伸びやかに(*'v'*)

今年もどうぞよろしくお願いします♡

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# by atlassnowsahara | 2016-01-05 01:14 | □日々の出来事□

初心にかえる

本公演までいよいよ一週間。
建て込み&通し稽古×2チーム&いったんバラシ
と、タイトなスケジュールの中、出演者一同駆け足で進んでいます。


そんな中、自分の本番が始まる前に、どうしても観ておきたい舞台がありました。
後藤ひろひとさん(以下、大王)の『ダブリンの鐘つきカビ人間』。
何回観ても何年経っても凄く素敵で大好きなお話です。
そして私が芝居を始めたばかりの頃に出会い、大きな影響を受けた作品です。
以来ずーっと、大王に恋しています。



あまりにも思い入れの強い作品なので、
再々演なんて、もはや私の方が緊張する…!と、
公演の一ヶ月前から泣きそうになりました。
公演が始まってパルコ劇場へ行く道中も、何度も泣きそうになりました。
実際には何度も泣きました。←アヤシイ人。
ちょうど色々なことが重なっていたこともあり
ちょっぴりカラ元気な部分を自覚していたので、
感情を揺さぶるために、
きっと何度も観ておいた方がいいのだろうなぁ、と。
自分の公演間近にして、怒涛の「週一で見る計画」を決行!
我ながらこゆ時の判断力と実行力は凄まじいと思います。
(まさに『ツキアイゲノム』のジェネラル要素)


初演も再演も見てきた私としては
今回の再々演も楽しめるのかとっても不安だったのだけれど。
そんな心配はなんのその。



初めて見たときと同じように、声を出して笑いました。

初めて見たときと同じように、ずっと涙を流しながら観ていました。



13年前、一大決心をして飛び込んだお芝居の世界。
演劇経験が浅い私にとっては、たくさんの経験を積むことが課題でした。
そんな無我夢中の中で出会った「カビ人間」。
この作品がなければ私は今ここにいなかったかもしれません。

やっていく中で、2度と経験したくないこともたくさんあって、
演じることができなくなった時期もありました。
でもね。
そんな時、いつもこの「カビ人間」を初めて見た時のことを思い返します。
その時感じたことすべてが、役者としての私の原点です。
大王からは直接お芝居のことなんて教わったことはないけれど
この方の言葉やモノづくりへの姿勢を模範にして取り組むことによって
私の役者としての経験と自信は少しずつ確かなものになっていきました。


本当に本当にありがとう。


自分にとっては気持ちをリセットする上で
とても大切なことだったので
結果として、この時期にこの作品を再び見ることができたのは
本当にありがたい出来事でした。
同時に、自分が何をしたくてどこに向かおうとしていたのかを再認識する
大きな機会になりました。

うん、やっぱり私、大王が大好き。
いつも私の心を強く揺さぶる大王。
会うたびに涙が溢れ出てしまうくらい大きな存在です。
多分これからも、何度もこの人に恋しちゃいます。
そして見終えた後は、素直に、一女優として、
いつか私も大王の世界に入って演じてみたいなぁ、とも思っています。
そのためには、今ある目の前の事を誠実に取り組んでゆかなくては!



そゆわけで、湘南テアトロ☆デラルテの最新作。
『peg10』をどうぞよろしくお願いします☆

2015年 11月2日(月) ~ 11月8日(日)
湘南テアトロ☆デラルテ MainStage Vol.19
peg-10 ペグテン! ~それでも人生は続いていく~
前売1000円 / 当日1200円


☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

…それにしても。
大王の、舞台に立ったら確実に笑いを取っていくあの力はなんなんだろう。
永遠に解き明かせない魅力的な謎ですね!
↑結局ノロケ話…!( ̄∀ ̄)


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# by atlassnowsahara | 2015-10-26 21:46 | □ステージ□

UNION WORKS

初めて購入したレペットのBBはピンク色。
数年前に初めて訪れたパリで、ようやく巡り会えたお気に入りの一足。
購入して以来、ずーっと履き続けていたのですが
今年、ついに壊れてしまいました。
長い間酷使していた為、かかとのすり減りだけではなく、
つま先も破けていました。
は、恥ずかすぃ…。
一つ一つが手作りなので、
本国フランス以外でのお直しはまず無理だろうとあきらめてたとこ、
とある修理屋さんから頼もしい回答が。

「これは直せませんねぇ。うちでしか」

ややっ!聞いた事あるようなフレーズだぞっ。
ホント、あなたを信じて、うちの子を預けてもイイのね?

銀座のメイン通りから外れて裏路地へ。
「UNION WORKS」は外国のお店みたいな佇まいです。
雰囲気からして、まるで映画「キングスマン」に出てきたスーツ屋さんのよう。
そんなキングスマンな修理屋さんにお願いしてから数週間、
お直しに出したピンクBBは、新品と見違えるほどに生まれ変わりました。

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つま先のほつれも直してくれました。
レペットの靴は繊細な作りなので、
本当はこんな風に補強してはいけないらしいのだけれど、
長く丈夫に使うためには仕方の無い事なのだそう。
それでも元の良さを損なわせる事無く、
とっても丁寧にお直しをしてくれた事が見て取れます。
その職人魂に心うたれて、
これからもずっと大事に履き続けていこうと心に誓う。

…でもね。

にっこり微笑む店員さんが、もうキングスマンにしか見えなくて、
修理してもらったBBのつま先から毒針ナイフが飛び出やしないかと
内心ドキドキが止まりません。
もしくは同時期に修理に出したUGGの方に何かしかけが…!?
なんにせよ、この秋冬の足下は安泰です。

ありがとうキングスマン。
そして、ありがとうUNION WORKSさん!!

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# by atlassnowsahara | 2015-10-22 21:49 | □Item□

行方不明の時間

スカイダイビングした事を家族に話さないという人の話を聞き、
それはきっと
「行為そのものがその人の日常と同レベルであり、
意識を共有する必要のないものであるから」
と判断したのだけれど、もしかしたらちょっと、違うかも。

その人にとって一等スペシャルでプライベートな行為だからこそ
自分だけのものとして秘密にしておきたいって気持ちも
あるかもしれない。

他人の目に触れても良いものほど実は虚構で、
その人にとってはパブリックな事だったりして。


茨木のり子さんの詩ではないけれど、
行方不明な時間を最近意図して作り上げている今日この頃。
プライベートとわかってはいるけれど、
でもやっぱり幸せすぎる時は誰かに嬉しい気持ちを話したくなるなるものです。

ふぅ。
乙女心の浅はかさ。

私もまだまだねぇ。

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# by atlassnowsahara | 2015-09-12 06:29 | □色のないセカイ □

What a lovely day!

走行中に火が吹くギターなんて演奏していたら危ないと思うの!

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映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観てきました。
しかもIMAXで!
王様のブランチでLiLiCoが
「女性でも充分楽しめます!」といっていたのですが
うん、確かに予想以上に楽しめたよ!
棒の人とか、太鼓の人とか。
途中、ミュージカル「ライオンキング」のキリンみたいな人も出てきて
思わず声に出して笑っちゃったんだけれど(←周りの迷惑にならない程度のボリューム)
もしかしてそこは笑うところではないのですか??

てっきりギターと太鼓の人は
音を奏でることでエネルギーが生まれて
そのエネルギーが車のエンジンに影響するのだと思っていたのだけれど(ソーラー発電みたいなイメージ)
全然違っていました。

【ご参考(太鼓の人)】
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でも、一番笑ったのは湿地で銃を乱射して自分が大変なことになっちゃったアチャラかなおじいちゃんのシーン!
お年寄りに銃を持たせたら、カッコイイか面白いかのどちらかしかないですね。
あまりにもな展開に半笑い。
その後の展開も、良い意味でムチャクチャです。
ポップコーン(キャラメル味)を早々に食べ終えてしまった私は
そのスケールの大きさに
子供のように口を開いたまま画面を見ておりました。
個人的には今やってる「トゥモローランド」より好きだと思う!
(まだトゥモローランドみてないけれど)
そんなわけで、個人評価は4.0/5.0!


ちなみに。
なんの予備知識もなく観に行ったので、主人公のMAD具合がわかりません。
(むしろ周りの人間の方がMADすぎた…)
そして、登場人物の誰一人として感情移入できず。
唯一理解できると言ったら、脱走した花嫁たちくらいですかね。
主人公へ銃口を向ける旦那の前に、
ババーン!とその身をさらけ出して阻止するシーンがスカッとします。
ただ守られるだけではなく
ちゃんと殿方をサポートできる乙女っていうところがいいのだな。
私もあんな風に戦いたい。


そんな面白すぎたスーパー男子映画
たぶんこんなにヘラヘラ観てはいけないものなのだと思う。
ポップコーン食べながらなんて、もってのほかだ。
でもこゆ世界、嫌いじゃないよ!


☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

【追記】
そうそう!ギターの人!
ウィキペディアで調べてみたら、
キャラクターの背景が深すぎてビックリしました!
そんなツライ過酷な背景、
本編のシーンからは全く読み取れなかった!
つか無理だ、そんなの。

でもね。

たとえどんなに辛い過去を背負っていおうとも
走行中に火が吹くギターなんて演奏していたら危ないと思うの!



film:マッドマックス 怒りのデスロード


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# by atlassnowsahara | 2015-06-24 23:20 | □Film□

西の旅を紐解く〜(6)朝のお散歩

早起きして由布院へ。
朝の金鱗湖。

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温水と清水が湧き出る湖で、一日に2回は湖水が入れ替わるという不思議な場所。
つまり、お風呂の炊き出しみたいなものか…?(←多分違う)
どことなく大正ロマンな雰囲気が漂うノスタルジックなこの場所で、
巨大な湯船を想像してしまった私は、おそらくちょいと眠かったのだと思う。
証拠に、後日写真の整理をしていたら
金鱗湖にいた鴨の動画と写真が見つかった。
鴨は別に珍しいことをしているわけでもない。
ただ、歩いているだけだった。
そんな動画と写真だ。
そいえば昔、初めての海外旅行先サンフランシスコでも、
公園にいた鳩を撮りまくっていたなぁ。
我ながら謎な行動だ。

湖水から霧が立ち上る風景が名物とされているが、時既に遅し。
それでも背景の湯煙とのコラボレーションに思わず感嘆のため息が出る。



はてさて。
ゆーふー」の街づくりの成果の現れか、由布院はハイソなトリップ感が味わえる。
周辺には隠れ家的な宿泊施設や美術館などがあり、
金鱗湖の道中に連なるお店もどことなくお洒落。
いわゆる「リゾート」というやつですな。
なので、朝食難民を逃れるために露店で買った「金賞コロッケ」を食べ歩く私の姿は
かなり異質だったに違いない。

のんびりと金鱗湖周辺を散策しつつ、カフェで一息。
トマトの入ったベジタブルロールを頂いた。
ベジタブル系のスイーツといえば
中目黒の「パティスリィ ポタジエ」を思い浮かべるが、
こちらのベジロールはもっとさっぱり。
言われないとお野菜使っているってわからないくらい。
とっても美味しゅうございました☆
でもっ、その後の予定の事を考えると、落ち着いて咀嚼などしていられない。
そうっ!
この日のメインイベントは特急列車に乗る事っ!
あらかじめ予約していたチケットを握りしめて由布院駅へ行くと
既に目的の列車がホームに止まっていた。
駅員さんにお願いして予告時刻よりも早くにホームへ入れてもらい記念撮影。


じゃじゃんっ!
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こちらがその高級列車「ゆふいんの森」。
まず、列車の名前が素敵。
そしてモダンなデザインと色彩が素晴らしく好み。
昨年、お写真で初めてその姿を知ったのだけれど、一目惚れでした。
田園を走る姿がまるで昆虫みたいでカッコいいのだ。

【ご参考】
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大分から博多までを結ぶ特急列車なのだけれど
帰りのお船の時間もあるので今回は帰路である別府までのご乗車。
その所要時間、約一時間。
ひーっ!!
「平塚〜東京」の乗車時間とほぼ同じではないかっ!
な、なんちゅー贅沢っ。


では、ご乗車するぜっ。
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車内は木材をふんだんに使った高級感あふれるヨーロピアン調のデザインで
車両を移動すると、軽食やオリジナルグッズを扱っている売店や、景色を見るためだけのサロンなどがある。
(スミマセン、一時間を満喫するためにあまり写真を撮っていません)
その高級感たるや、まるで外国の長距離列車みたい。
もうねっ、「ダージリン急行」なみの素敵さよっ。
何か一本、ストーリーが生まれてもおかしくないくらいの雰囲気。
窓から見える景色も、のどかだけれど雄大で、とにかく「贅沢しているなぁ〜」という気持ちが否めない。
お土産もしっかり購入して、あっという間の一時間だった。
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と、ここまでは順調な旅だった!!!


あー、素敵なひと時を過ごしたなぁ!と、
夢見心地で別府駅に降り立つ。
最後にも一度温泉に行こうとバスターミナルへ移動したのだが
そこでポケットの中をまさぐり、違和感に気づいた。
…定期入れが無い。
あわてて鞄の中もみてみたのだが、無いっ。
うっそ!!
鞄の中やポケットというポケットを探ってみたのだが、ないっ、ないっ、ない!!!

血の気って、本当に「サーっ」て引くもんなんですね。
社会人として早15年。
生まれて初めて定期入れごと定期券を紛失してしまった…!
ど、どうしようっ。
Suicaのチャージ金額はこの際どうだっていいっ。
それよりも、定期の使用期間が後一ヶ月残っていたんだっ!
職場から付与された定期を紛失なんて、社会人として顛末書ものである。
挙げ句の果てに職場教育の『事故再発防止対策』の「ヒヤリハット」の事例に出されてしまうっ。
そ、捜索せねばっ!

まず向かうは、駅ビルのおみやげ屋さん!
別府駅に着いた直後、「べっぴょん」のグッズを探しに立ち寄ったからだ!
…しかし、定期入れは見つからなかった。
そしたらきっと、フードコートだ!
ご当地名物が無いか、気になってチェックしに行ったものな!
……やっぱり無かった。
半泣きになりながら、別府駅をくまなくチェックするがなかなか見つからない。
そもそも無くしたのは別府駅なのか?
や、特急チケットを定期入れにしまっていたので、
改札を出る前までは確かにあったはずだ。
しかし、その後の記憶が全くない。
途方にくれながら、精神を沈めるべくベンチに腰掛けお茶を飲む。
まさか「八坂神社」のおみくじの結果がここで発揮されるとは…。
ビックリしすぎて、多分1時間くらいぼんやりしていたと思う。
とりあえず、駅員さんに聞いてみよう。
最後の頼みの綱として、ダメ元で駅の改札口へと向かってみたら…。


あ、あ、あ、あったよ〜っっ!!!


見つかったよ、定期入れー!
届けてくださった方、どうもありがとうございますっ!!
「ど、どこに落ちていましたかっ」
半泣きで訪ねる私に駅員さんがにっこり答えた。
「みどりの窓口のスタンプ台のところにあったそうです」

どーん。

…確かに。
改札を出た後、定期入れをそのまま手に持っていたような気がする。
そしてスタンプを見つけた際、スタンプ台の横に置いたような気も、しないでもない。

どどーん。

特急列車に乗った事への高揚感と駅スタンプへの執着が
どうやら私の気を散漫にさせたらしい。

☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*’゜・

はいっ!
こちらが私を窮地に追い込んだスタンプ様。
湯煙の具合が、まるで口から魂が出てしまったかのよう。
まさにこの時の私の心境を物語っていますな。
今となっては、この時のしょっぱさも旅のエッセンス☆
あー、本当に見つかってよかったっ!

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# by atlassnowsahara | 2015-03-12 00:26 | □Trunk□

西の旅を紐解く〜(5)ゆーふーと申します

やはり出会ってしまうゆるキャラ
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こちらは、行きの経由地・大阪での一コマ。
大阪市住之江区の公式キャラ「さざびー」との一枚。
「さざびーとお写真を撮りたいお友達はいませんか〜?」
というお姉さんの呼びかけに、いち早く反応してしまったワタクシ。
なんですかねぇ。
ゆるキャラと出会うたびに「一緒に撮らねば…!」と急く気持ち。(使命感?)



訪れた別府にもゆるキャラがおりました。
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その名も「べっぴょん」。
かわゆいウサギ型の女の子です。
でもこの子、別府の新キャラなのかしら?
なかなかグッズが置いていないのですね。
今後の活躍に大期待です。



はてさて。
今回の旅の中で、事前にチェックして最も期待していたゆるキャラがコチラ。
由布院のご当地マスコット「ゆーふー」。
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この「ゆーふー」、ただのゆるキャラではありません。
なんと、市役所の宣伝部に勤務する公務員なのだっ。
年齢不詳。
ウサギ型(おそらく…)。
由布院の地形をした頭の形。←公式データ
口の形は「YUFU」のY!!
ちょいとメタボ気味っ。
由布市のPRとまちづくりの仕事をメインに、日々奮闘中とのことっ。

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そんな「ゆーふー」のグッズを取り扱っているお土産屋さんは、駅前に1つしかありません。
しかも、店内のあまり目立たない場所に遠慮がちに置かれています。
「ゆーふー」の奥ゆかしい人柄がひっそり垣間見えて、素敵ですね。
置かれているお土産グッズもチャラチャラしていません。
役所に勤めるキャラらしく、名刺クッキーなんてものがありました。
己の姿をプリントしたクッキーなのだけれど、そのタイトルが凄い。

「ゆーふーと申します。」

【ご参考商品】
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多くの人の手に渡るようにと、お土産にしては多めの15枚入り。
しかも、配りやすいようにちゃんと小袋に入れられているのです。
なんという気遣い。
社会人として、見習いたいですね。
でもその名刺クッキーは「ゆーふー」の手から配られてなんぼと思ったので
かわりに根付ストラップを買いました。←台無し
せめてTシャツかテロテロの布バックがあれば、絶対買っていたのに…。
悔しいっ。

そんなわけで由布院の「ゆーふー」。
謎めきすぎていて、もう私の心をとらえて放しません!
でもって次回訪れたときは、ぜひお会いしたい!
そして一緒にお写真を撮ってくださいっ。

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# by atlassnowsahara | 2015-02-24 19:16 | □Trunk□

西の旅を紐解く〜(4)地獄を巡る

「きっと、ユネッサンスみたいなものなんだろうな」
それが私の「地獄」に対するイメージだ。
そもそも地獄巡りが何なのかわかっていなかった。
てっきりお遍路(←これも怪しい)みたいなものだと思っていて、
お参りする代わりに入浴でもするのかな、と思っていた。
しかし聞けば、地獄温泉で入浴をするのは禁じられているという。
なぜだ?と友人に問うと。
「ものすっごく熱いんだよ?死ぬよ?」と叱られた。
えっ!まさか見るだけデスカっ??

旅行する日の前日に買った「るるぶ大分・別府」を、この時点でようやく開いた。
確かにそんなようなこと書いてある。
そもそも「地獄」とは千年以上も前からある温泉噴出口のことで
地面から吹き出す100℃前後の噴気・熱泥・熱湯を観光地として整備したものなのだという。
そんな自然涌出の温泉なので、入ったら確実に死んでしまう。
まさにリアル地獄ではないかっ…!


とりあえず。
たくさんある地獄の中から、
気になるものと言えば「血の池地獄」か「かまど地獄」だ。
あいにく血の池は場所が離れていたので、近場のかまどへ向かってみる。


途中、至る所で湯煙を目撃。
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すごい!
こゆ光景は同じ温泉地でも湯河原や箱根では見られない。
大湧谷の荒々しさともまた違う。
ゆったりとしているけれど、それでいてどこかふてぶてしい。笑
別府の中でも特に印象的な風景で、今見返しても大好きだ。



☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

到着!「かまど地獄」!
このオブジェ笑える。笑
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はてさて。
この「かまど地獄」では、ちょっとした科学的実験が楽しめた。
地獄四丁目と称される「熱沼地獄の池」ではレクチャーが実施されて、かまど地獄の特徴をわかりやすく説明してくれる。
案内人が熱沼の噴気口に向かってタバコの煙を吹きかけると、沼から白い煙が立ち上る。
これは煙の粒子に水蒸気がついておこる現象で、雲の発生と同じメカニズムなのだそうな。
試しにライターの火を近づけてみても何も起こらない。
不思議ふしぎ〜!


入り口付近にある熱泥でも同じようにこの現象を見ることができるので、喫煙者の方はそちらでぜひお試しあれ。
ちなみに。
この日も何人かの喫煙観光客が熱泥で実験をしていたのだが、
事情を知らないおばさまが
「こんなところで煙草を吸うなんて…!危ないっ!」
と、憎々しげに言い捨てながらその場を通り過ぎていった。
吸っている方たちも、見るだけの私たちもポカ〜ンだ。
こんな場所だからこそ、やることにちゃんと意味があるのだヨ。
看板、ちゃんと見ようね。

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☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

続いては友人おすすめの「海地獄」へ。
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こちらは海のようなブルーの温泉なのだけれど、温熱はなんと98℃!
これを「一周して見るだけ」という何ともシュールな地獄。
途中、「地獄噴気利用温室」と力強く書かれた睡蓮の温室に入ったりするも、いまいち「かまど地獄」ほどの凄さが伝わらない…。
うーん、ひたすらシュール。

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後から知ったのだけれど、
このブルーは温泉に含まれる硫酸鉄が溶けた自然の色で、
人工的な着色は加わっていないのだそうな。
私はてっきり温水の底をブルーに色塗っているのだと思ってた!
その事実を知ると、なんか急に凄い場所だったんだなぁって思えてきちゃう。
も少しじっくり見ておけばよかった。笑
そして私も記念に「海地獄タオル」買えばよかった。笑





そんなこんなで別府は夕暮れ。
さして充実感はないのだけれど、ほどよくじんわりした感覚は、
ウェス・アンダーソンの映画を観た時にとても似ている。
とにかく地味な楽しさだ。
こうなってくると、いよいよ他の地獄も気になってくる。
でも、明日は明日の予定があるので、
とりあえず残りの地獄巡りは次回別府へ来る楽しみとして取っておきましょうか。
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☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*’゜・

《別府観光のワンポイント》

女性が別府に来るときは絶対スカートの方がいいですよ!
もしくは膝あたりまで素足になれるような服装ねっ。
別府市内のいたるところで見かける「足湯」。
私はこの時、キュロットという出で立ち。
且つ寒い時期だったのでタイツを履いていたのですが、これが人前で容易に脱げないっ!
そゆわけで、とっても悔しい思いを何度も味わい、
今度くるときは絶対スカートにする!と心に決めたのでした。

ちなみにかまど地獄でも足湯があったのだけど、案の定入れず…。
くっ…なにさっ。
悔しいので、温泉ピータン食べてやったさっ。
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# by atlassnowsahara | 2015-02-11 12:50 | □Trunk□

西の旅を紐解く〜(3)BEPPU初上陸!

一夜明けて目覚めると、そこは別府。
明け方、市内の繁華街を歩いていると、
パジャマ姿のおじいさんが桶を片手に道路を横切っていた。
しかも寒いであろうに、足下はサンダル。
薄暗い中での出来事だったので、
「あの人、私にしか見えない人じゃないよね…」
と不安になったりもしたけれど、おそらくそれが当たり前の風景なのでしょう。
さすが温泉大国「BEPPU」!
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おや。
「大阪」はどうなったの?と疑問に思っている方に説明しよう。
京都駅を出発した私は
京都」「大阪」「弁天町」「コスモスクエア」の駅スタンプをコンプリートしつつ、
目的地である「トレードセンター」へやってきた。
トレードセンターは大阪市最西に位置する港町。
その日の夕方、そこからあこがれのお船「さんふらわぁ」に乗って一夜を明かし、
早朝別府入りしたのであるっ。
まあ、なんて旅人っぽい素敵なプランなのっ♪
そう!
大阪はあくまで経由地でしかなかったのです!!



九州初上陸!
今日も快晴だぜっ。
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☆”∵゜*.。.∴*'゜・:。☆"∵゜*.。.∴*'゜・

まず訪れたのは癒し系スポット「大分香りの博物館」。
香りはどのように作られて、どのくらいの種類があるのか。
香料の紹介や調合方法などの説明が、実際の材料を使ってわかりやすく展示されている。
そう。ハーブやお花や動物の皮とかを、その場でくんくん匂うことができるのだ。
香水瓶コレクションや香りの歴史も学べて、これが結構見応えあって面白い。
アンティークの香水便コレクションに思わず小躍り!!
あわせてラベルデザインは鉄板の素敵さ。

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体験ゾーンではオリジナル香水を作ることも可能。
持続性の異なる香りを大きく三種類(第一印象の香り、骨格となる香り、残り香となる香り)に分け、
それぞれの香りから、さらに一種類ずつ好きな香りを選んで調合する。
少し割合をかえるだけで、全く印象の異なる香りになるから不思議。
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作っているうちにお鼻がだんだんバカになってきて、香りの識別が非常に困難になってくる。
いい香りでも、ざっくりと「匂う」といった感想に。
そゆ時は自分の肌のにおいを匂うと元に戻るのだそう。
でもその救いの魔法も、調合終盤には効いてるのか効いていないのか…。
いまいち怪しい。
そんな信用ならぬ鼻が作ったオリジナル香水は、
一応自分の好みの方向性には仕上がったと思う(たぶん…)。







移動して、ひょうたん温泉で砂風呂を体験。
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コチラの砂風呂は男女混合で、しかもセルフサービス。
カップルやお友達同士できていれば、お互いかけ合うことができるのだけれど
一人旅の私は自ら穴を掘って埋まらなければならない。
足下から腰の辺りまでは比較的余裕に埋めることができるのだけれど、
さて、これからどうしよう…。
思案していると、隣から「ザクっ、ザクっ」と力強い音がリズミカルに聞こえてきた。
見ると、頭にタオルを巻き付けた年配のマダムが一人、
仰向けになったままスコップで砂をすくい、己の体にかけていた。
しかも、エジプトのファラオのような立体感である。←完璧っ。
なんだ、一人でもできるじゃないかっ。
見習って自分も仰向けになり、腰から上に砂をかけてゆく。
けれど、これがなかなか難しい。
スコップを動かすも、なかなか砂がすくえない。
すくえたとしても、砂の重みと手元が見えないことにより、
自分の身体にのせる頃には砂の量がかなり減っている。
そんな中響き渡る隣の音。
「ザクっ、ザクっ」
仰向けになっているので様子が見えないが、
おそらくお隣のマダムはその間も己の体に砂を乗せ続けているのだろう。
天井を見上げながらこの音を聞き続けていては
いずれ私は声を出して笑ってしまう…!
そのくらい状況がシュールなんだ…っ。
耐えきれなくなった私は早々に砂風呂を放棄し、浴場へと向かったのだった。


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気持ちよ〜く温泉であたたまった後、
友人と合流して明礬温泉へ。
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山の上にあるレストランを兼ねた売店で、名物の蒸しプリンを頂く。
お腹がとてもすいていたので、
半熟温泉卵のTKGと郷土料理の「とりてん」も頂く。
旅行へ行く前「どーせ鳥の揚げ物でしょ」と言ったことにより
コバ氏に軽く説教をされましたが、スミマセン、想像以上に美味しかったです。

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上のお写真は、美味しすぎて感動しているの図。
(ひどい顔!笑)
けして泣いているのでは、ない。




# by atlassnowsahara | 2015-02-09 20:32 | □Trunk□